コナミが贈るステルスアクションゲーム、メタルギアソリッド ポータブル オプス プラス(MGSPO+)の世界では、ミッションの成功を左右する重要な要素の一つに「兵士の能力」があります。特にその中でも、特定の武器カテゴリーにおいて最高峰とされる「S3ランク兵士」の存在は、多くのプレイヤーにとって特別な意味を持ちます。
兵士の武器扱いの能力はCからS3までの6段階で評価され、スネークやオセロットといったユニークキャラクターでさえ、得意とする武器のランクはS2レベルに留まります。この事実から見ても、S3ランク兵士がいかに希少で、その能力がいかに「規格外」であるかが伺えるでしょう。
本記事では、このMGSPO+におけるS3ランク兵士の驚異的な性能を深掘りし、各武器カテゴリでの具体的な恩恵、そして唯一の「落とし穴」とも言えるCQC兵士の特性について解説します。この記事を通じて、S3兵士の真の価値と、MGSPO+のゲームプレイを次のレベルへと引き上げる可能性を感じ取っていただければ幸いです。
導入:MGSPO+における「兵士の能力ランク」とS3の希少性
MGSPO+の兵士採用システムは、プレイヤーが様々な能力を持つ兵士をリクルートし、部隊を編成してミッションに挑むというものです。兵士はそれぞれ、ハンドガン、CQC(近接戦闘術)、スナイパーライフル、ショットガン、マシンガンといった武器カテゴリごとに「C」から「S3」までの6段階でランク付けされています。
このランクは、各武器を使用する際の精度、威力、速度、特殊効果といった、ゲームプレイに直結する能力値に大きく影響します。S3ランクは文字通り最高位であり、その能力は一般的な兵士はもちろん、ゲーム内の有名キャラクターをも凌駕すると言われています。なぜこれほどまでにS3兵士が「規格外」と評されるのか、その具体的な理由を以下で詳しく見ていきましょう。
S3ランク兵士の「超常的」な各武器能力
ハンドガン:常識を覆す「精密跳弾」の極意
S3ランクのハンドガン兵士は、特に「シングルアクションアーミー(SAA)」という特定の拳銃を使用する際に、その真価を発揮します。SAAはSランク以上で跳弾(銃弾が壁などに当たって跳ね返る現象)を発生させますが、S3兵士の場合、この跳弾の挙動が常軌を逸しています。
- 驚異的な跳弾精度:S3兵士がSAAで壁を撃つと、その跳弾はまるで敵を狙って誘導されているかのように正確にターゲットへと向かいます。プレイヤーが意図的に狙わなくても、壁に当たった弾が敵の死角からヒットし、ミッションを有利に進めることが可能です。
- 複数回の跳弾:通常の兵士では考えられないほどの回数、弾が跳ね返ることがあります。MGS3の劇中のような一回の跳弾に留まらず、時には5回以上も跳ね返り、予想外の角度から敵を制圧します。
- 高速リロード:跳弾能力に加え、リロード速度も非常に速く、これはS2ランクのオセロットに匹敵するか、それ以上のレベルです。これにより、戦闘での継続的な火力維持が可能となり、前線での活躍が期待できます。
このS3ハンドガン兵士の能力は、特に狭い通路や遮蔽物が多い環境での戦闘において、圧倒的な優位性をもたらします。
CQC:ほぼ一撃必殺の「近接戦闘術」しかし落とし穴も
S3ランクのCQC(Close Quarters Combat: 近接戦闘術)兵士は、文字通り「一撃必殺」に近い制圧能力を誇ります。MGSPO+の最高難易度である「エクストリームミッション」では、通常の兵士やS2ランクのスネークでさえ、敵を正面から引き倒しても一度では制圧できないことがほとんどです。しかし、S3のCQC兵士は以下の特徴を持ちます。
- 高い確率で一撃ダウン:エクストリームミッションの敵に対しても、掴みさえすれば、ほぼ高確率で一撃でダウンさせることが可能です。これにより、敵の背後に回り込む手間が省け、潜入ミッションの効率が劇的に向上します。
しかし、この強力なCQC能力には、戦略的な「落とし穴」も存在します。それは、重火器を所持している状態でのホールドアップ不可という点です。
通常、ピストルなどの軽武器を所持した状態で敵をCQCで引き倒すと、気絶状態に陥らせた後、ホールドアップ(敵を拘束し、無力化する)が可能です。ホールドアップされた敵は時間が経っても決して起き上がらないため、潜入ミッションにおいて非常に強力な戦術となります。
ところが、S3のCQC兵士が重火器(アサルトライフルやショットガンなど)を所持した状態でCQCの引き倒しを行うと、敵はあまりに強力なCQCによって「気絶」してしまい、その後のホールドアップができません。気絶状態の敵は、時間が経つと起き上がってしまうため、長期的な無力化には繋がりません。このため、CQC兵士を運用する際は、その特性を理解した上で武器選択と戦術を練る必要があります。
スナイパー:手ブレ「ゼロ」が生む「絶対的な精密射撃」
S3ランクのスナイパー兵士の能力は、人間技を超越した域に達しています。通常の兵士がスナイパーライフルを構えると、どんな熟練者でも多少の照準のブレが生じ、精密な射撃には「ペンタゼミン」という薬のアイテムで手ブレを抑える必要があります。
しかし、S3のスナイパー兵士がライフルを構えた際、その照準のブレは文字通りゼロになります。まるで静止画を見ているかのような安定性で、これが現実の人間離れした能力であることを強く印象づけます。この絶対的な安定性により、遠距離からのヘッドショットを驚くほど容易に量産することが可能となり、狙撃ミッションにおける圧倒的なアドバンテージとなります。
ショットガン:近距離戦を支配する「圧倒的火力と高速リロード」
近距離での絶大な火力が魅力のショットガンですが、S3ランク兵士が扱うと、その性能はさらに引き上げられます。
- 威力の大幅増強:S3ショットガン兵士は、一発あたりのダメージが著しく向上します。ボス戦や多数の敵との乱戦において、敵のライフを劇的に削り、戦況を有利に進めることが可能です。
- 異常な高速リロード:ショットガンは一般的にリロードの隙が大きい武器ですが、S3兵士は信じられないほどの速度でリロードを完了します。これにより、撃ち終わってから次の射撃までの間隔が短縮され、前線で継続的に火力を投射できる「スーパー兵士」として活躍します。
この能力は、特に敵との距離が近いインドアミッションや、突入戦術において絶大な効果を発揮します。
マシンガン:腰撃ちでも「ヘッドショット」を量産する精密性
スナイパーライフルと同様に、S3ランクのマシンガン兵士も照準の安定性に優れた特徴を持っています。腰だめ撃ち(ADS: Aim Down Sights を行わない状態での射撃)は通常、精度が大幅に落ちますが、S3兵士の場合、その常識が覆されます。
- 異常なエイム安定性:S3マシンガン兵士は、腰撃ちであっても驚くほどエイムが安定し、敵に弾が吸い付くかのような挙動を見せます。
- ヘッドショット確率の向上:この安定性により、照準を精密に合わせなくても、腰撃ちで敵のヘッドショットを量産する確率が飛躍的に高まります。多数の敵が入り乱れる状況や、素早い対応が求められる場面で、その真価を発揮するでしょう。
これにより、マシンガンは単なる制圧射撃だけでなく、高精度なキル能力を持つ武器へと変貌します。
S3兵士をミッションで最大限に活かす戦略
S3ランク兵士の能力は、MGSPO+のミッション攻略において多大な恩恵をもたらします。しかし、その力を最大限に引き出すには、各兵士の特性を理解し、戦略的に運用することが不可欠です。
- ハンドガン・マシンガン兵士:屋内での乱戦や、敵の多いエリアでの迅速な制圧に適しています。特にハンドガンの跳弾は、隠れた敵を排除する上で有効な戦術となるでしょう。
- スナイパー兵士:開けた地形のミッションや、遠距離から敵を静かに排除したいステルスミッションで活躍します。手ブレゼロの恩恵は、一発のミスが命取りとなる場面で特に重要です。
- ショットガン兵士:敵と近接する可能性が高いミッションや、ボス戦での短期決戦において、その圧倒的な火力を発揮します。
- CQC兵士:その強力な一撃ダウン能力は、エクストリームミッションでの潜入において非常に有用です。しかし、武器所持時のホールドアップ不可という欠点を考慮し、基本的には軽装で挑ませるか、ホールドアップよりも速やかな無力化を優先するミッションで投入するなどの戦略が求められます。
各S3兵士の特性を理解し、ミッションの内容や自身のプレイスタイルに合わせて適切な兵士を編成することで、MGSPO+の攻略はより深く、より戦略的なものとなるでしょう。
まとめ:MGSPO+の奥深さをS3兵士と共に体験する
MGSPO+に登場するS3ランク兵士たちは、単なる高能力のキャラクターではありません。彼らの「規格外」な能力は、ゲームのシステムそのものを深く理解し、戦略を練る楽しみをプレイヤーに提供します。
ハンドガンの精密跳弾、CQCの圧倒的制圧力と運用上の課題、スナイパーの絶対的な手ブレゼロ、ショットガンの破壊的火力と高速リロード、そしてマシンガンの腰撃ちでのヘッドショット量産。これら一つ一つの能力が、あなたの潜入ミッションを劇的に変化させ、MGSPO+のゲーム体験をさらに奥深いものへと昇華させるでしょう。
S3兵士の力を借りて、これまで挑戦を躊躇していた高難易度ミッションに挑んでみたり、新たな戦術を試したりするのも良いかもしれません。彼らの存在は、MGSPO+の世界にさらなる深みと戦略性をもたらし、プレイヤーの探求心を刺激し続けます。
ぜひ、あなたもS3ランク兵士を部隊に迎え入れ、MGSPO+の奥深さと可能性を最大限に体験してみてください。

