Excel 自動で連番を作成する方法

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Excelで自動的に連番と採番を作成する方法を紹介します。
連続した数字に対して新たに番号を降るときや整理番号を取得するときに役立ちます。

連番を作成する方法①
オートフィル機能を使った連番作成の方法です。下記のようにA列1と2を記入し、A1とA2を選択した状態で下にドラッグすると自動で連番が取得されます。


一番手間がかからないやり方ですが、行の追加をして番号が飛んでしまったときに手間がかかってしまいます。次の②の方法を使えば番号が飛んでも関数表示による正しい番号作成ができるようになります。


連番を取得する方法②
ROW関数を使用する方法です
=ROW(セル番号)

例:=ROW(A1)
と入力するとA1が何行目であるかを表示します。A1は1行目にあるので1という結果が返ってきます。

このまま関数を作成するとセル番号にある値しか返ってきませんので、関数の後ろに加算させたい値を+させると任意の値を作成することができます。
下記のようにA2から100番から整理番号を取得したい場合は
=ROW(A2)+98
と入力すると、100番から自動で連番を取得してくれます。A2にこの式を作成できたら下にセルをオートフィルで持っていけば自動で連番が作成されます。

もし1番から整理番号を作成したい場合は
=ROW(A2)-1
と入力すると1番から番号作成されます。

式の中身はこのようになっています。

1行追加して番号が飛んでしまったときの対応
上記の表に3行目と4行目の間に2行追加し、セロリともやしを追加しました。するとA列に入力されてた整理番号が抜けてしまいます。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-31.png

手で入力するならば102と103を入れれば済んでしまいますが、関数を作成しているので再度A2をオートフィルで下に持っていけば自動で番号作成できます。


ROW関数の応用
関数を組み合わせて次の応用ができます。
-001から始まる連番を作成する。
=TEXT(ROW(A1),”-000“)
-000の部分が自動で -001 -002と連番作成してくれます。

2020-001から始まる連番を作成する。
=TEXT(ROW(A1),”2020-000″)
2020は固定で-000の部分が自動で連番作成してくれます。西暦から始まる番号で管理したいときに役立ちます。

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